市販グラノーラの実態ー健康に与える影響と注意点ー

市販のグラノーラは、一見健康的なイメージがありますが、その実態には注意が必要です。

本記事では、市販グラノーラの添加物による危険性の実態について解説し、健康への影響や注意点について述べます。

 

  1. 添加物の種類

添加物入りのグラノーラには、人工的な甘味料や着色料、保存料などが使用されることがあります。

これらの添加物は、商品の見た目や味を良くするために使用されますが、過剰摂取は健康に悪影響を与える可能性があります。

 

また、グラノーラの添加物でよくみる「加工でん粉」ですが、一見問題なさそうにみえる名前ですが実は注意が必要で

発がん性があるとされているプロピレンオキシドやプロピレンオキサイドを使用する、ヒドロキシプロピルデンプン・ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプンが含まれる場合があるからです。

加工でん粉はでんぷんが老化するのを防ぐ働きがあり、よく使用されていますが、欧州では幼児向けの食品に使用することを禁止されています。

 

  1. 健康への影響

添加物入りのグラノーラを過剰に摂取すると、身体に悪影響を及ぼすリスクがあります。

例えば、人工的な甘味料でよく見かけるアスパルテームは経口摂取されると小腸でフェニルアラニン(50%)とアスパラギン酸(40%)というアミノ酸と有毒なメタノール(10%)に分解(消化)・吸収されるのですが、このメタノールがとても危険で

飲むと失明、最悪の場合は死に至ると言われているほどです。

 

また、着色料や保存料はアレルギーや アレルギー様症状を引き起こすことがあります。

 

  1. 選び方のポイント

健康を意識するなら、添加物入りのグラノーラを避けるか、できる限り添加物の使用が少ない製品を選ぶことが重要です。

購入する際は裏の成分表示を一度目を通し、原材料や栄養成分表をしっかり確認し、できるだけ自然な素材で作られた無添加のグラノーラを選ぶようにしましょう。

 

  1. 自家製の選択肢

もし添加物入りのグラノーラを避けたい場合は、自宅で手作りすることも良い選択です。

オーツ麦やナッツ、ドライフルーツなどの自然な素材を使用し、自分好みの味付けで作ることで、リスクを回避することができ

更に、自分好みの味付けにすることができます。

 

また、お子様と一緒にクッキングすると、良い食育にもなり、お子様がスナック菓子よりも

無添加やオーガニック食品に興味を持つきっかけにもなります。

 

まとめ

添加物入りのグラノーラには健康への悪影響が潜んでいるため、注意が必要です。

適切な選択をするためには、原材料や栄養成分をよく確認し、自然な素材で作られた無添加のグラノーラを選ぶことが大切です。

また、自家製のグラノーラを作ることも健康に配慮した選択肢の一つです。

 

食の選択ひとつでご自身とそのご家族の健康状態は左右されるといっても過言ではありません。

自信を持った選択ができるように、普段から食に興味を持ち、主体的に調べてみることから初めてみましょう!

 

ライター

管理栄養士 Ayako

グラノーラ専門レシピ研究家/管理栄養士 無添加・オーガニックにこだわったグラノーラの開発と普及を目指す、グラノーラ専門のレシピ研究家。管理栄養士としての知識と経験を活かし、健康志向の高いオリジナルのグラノーラを開発。現在は、オーガニックグラノーラを使用した多彩なレシピの開発に情熱を注いでおり、健康的でおいしい食生活を提案。グラノーラを通じた新しいライフスタイルの推進に貢献。
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