グラノーラの美味しい歴史を紐解く~発祥から現在まで~

 

グラノーラは、現代の健康意識の高い人々に愛される朝食の定番ですが、

その歴史は古く、興味深いものです。

 

この記事では、グラノーラの起源から現代までの歴史を探り、

その健康的な食品としての進化を追跡します。

 


1. グラノーラの起源

グラノーラの歴史は、19世紀のアメリカに始まります。

ジェームズ・ジャクソンが創設したセブンスデイ・アドベンチスト教会の信者たちは、

健康的な食事に対する新しい信念を持っていました。

彼らは、肉や刺激物を避け、穀物を中心とした食事を好みました。

この理念に基づいて、ジェームズ・ケイレブ・ジャクソン博士が、

穀物、ナッツ、乾燥フルーツを混ぜ合わせ、オーブンで焼いて「グラノーラ」を創り出しました。

これは、シンプルで健康的な食事の一部として広まりました。

 

2. 20世紀への展開

20世紀に入ると、グラノーラはさらに広まり、

1900年年代はじめにはジョン・ハーヴェイ・ケロッグ博士がコーンフレークを発明

ケロッグのブランドはとても栄えました。

わたしも小さい頃には毎日ケロッグ食品を朝ごはんに食べていた思い出があります。

 

特に1960年代と1970年代にはヒッピー文化と健康志向のブームが相まって、大衆に受け入れられました。

この時期には、商業的な製品としてのグラノーラも市場に登場し、多くのバリエーションが生まれました。

 

しかし、この時期のグラノーラは砂糖がたくさん使われていたり、と

もともと健康志向として作られたグラノーラとは

程遠いような原材料の組み合わせになってきていました。

 

 

3. 現代のグラノーラ

現代のグラノーラは、多様な形態で提供されており、さまざまな味や栄養価を持っています。

オーツ麦をベースにしたクラシックなグラノーラから、グルテンフリー、ヴィーガン、オーガニック、プロテイン入りなど、様々な製品が市場に存在します。

また、グラノーラは朝食だけでなく、スナックやデザートとしても楽しまれています。

 

私の中ではグラノーラは大きく分けて2種類に分かれていると見ていて

 

スーパーでよく売っている100g100円をきるような激安グラノーラと

それ以外

 

それ以外は100g500円以上することが多くて

原材料にこだわっていたり、オーガニック食品を使っていたりします。

 

100g100円以下のグラノーラは

砂糖をたくさん使用していたり、ドライフルーツでなくグミを使用していたり

健康食品というよりはスナック菓子であると思っていただくほうが良いです。

 

健康を目指していきたい私達は

それ以外=健康をコンセプトにした商品

を選ぶようにしてみてくださいね!

 

 

現代では

1,グラノーラの起源

2,20世紀の展開

 

どちらの要素も持つグラノーラがあり

選択肢が多く、消費者としてどれを選んで良いのか悩む反面

楽しみも増えてきたと思います。

 

正しい知識を身につけておけば

お買い物が更に楽しくなることは間違いありません(^^)★

 

まとめ

グラノーラは、セブンスデイ・アドベンチスト教会の信者によって始まり、

20世紀には大衆に広まりました。現代では、その多様なバリエーションが利用でき、健康的で美味しい食事として多くの人々に愛されています。

グラノーラの歴史は、健康志向の食事の進化を示す興味深い一例であり、これからもその人気は続くでしょう。

消費者である私達は日々勉強し、正しい知識を身につけ

健康であり続けるために、楽しんで食を選んでいきいましょうね(^^)

 

ライター

管理栄養士 Ayako

グラノーラ専門レシピ研究家/管理栄養士 無添加・オーガニックにこだわったグラノーラの開発と普及を目指す、グラノーラ専門のレシピ研究家。管理栄養士としての知識と経験を活かし、健康志向の高いオリジナルのグラノーラを開発。現在は、オーガニックグラノーラを使用した多彩なレシピの開発に情熱を注いでおり、健康的でおいしい食生活を提案。グラノーラを通じた新しいライフスタイルの推進に貢献。
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