グラノーラを食べると太るの?ダイエット専門管理栄養士が解説
今流行りで健康志向の朝食や間食として人気のグラノーラ。
しかし、「グラノーラを食べると太るのでは?」と心配する声も少なくありません。そこで、今回はグラノーラと体重増加の関係について、詳しく解説します。
グラノーラの栄養成分とは?
グラノーラは、オーツ麦やナッツ、ドライフルーツなどを主成分とするシリアル食品で、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
しかし、その一方で、砂糖やオイルが多く含まれている商品もあります。これらの添加物がカロリーを高め、摂取量によっては太る原因となることがあります。
- 高カロリーな成分に注意
グラノーラに含まれる砂糖や蜂蜜、オイルは、食感や風味を良くするために使用されていますが、これらの成分はカロリーが高いため、過剰摂取すると体重増加につながります。
例えば、市販のグラノーラ1食分(約50g)には、200〜300kcal程度のカロリーが含まれることがあり、砂糖や脂肪分が多い商品ではさらに高くなることもあります。
- ポーションコントロールが鍵
グラノーラを食べる際に重要なのは、適量を守ることです。健康的な食生活を維持するためには、グラノーラを食べ過ぎず、1食分の量をしっかりと計測することが大切です。
朝食としてヨーグルトに混ぜたり、軽食として食べる場合でも、量に注意することでカロリー過多を防ぐことができます。
グラノーラを健康的に楽しむためのポイント
- 無添加グラノーラを選ぶ
市販のグラノーラの中には、添加物や砂糖が多く含まれているものもあります。
白砂糖不使用であったり、無添加のグラノーラを選ぶことで、余計なカロリーを抑えることができます。
また、自家製グラノーラを作るのも一つの方法です。オーツ麦やナッツ、ドライフルーツを自分でミックスし、蜂蜜やメープルシロップなどの天然甘味料を使うことで、よりヘルシーなグラノーラを楽しむことができます。
- バランスの良い食事を心がける
グラノーラは栄養価が高い食品ですが、それだけで一日分の栄養を賄うことはできません。
バランスの良い食事を心がけ、グラノーラを補助的な食品として取り入れることで、健康的な体重管理が可能です。
特に、タンパク質や野菜をしっかり摂ることで、満足感を得ながらカロリーコントロールができます。
- 運動と組み合わせる
グラノーラを食べること自体が太る原因になるわけではなく、日常の活動量や運動量とのバランスが重要です。
定期的な運動を行い、消費カロリーを増やすことで、グラノーラを含む食事からのエネルギーを効率的に使うことができます。
オススメは朝のウォーキングで、朝日にあたることで夜メラトニンというホルモンがでやすくなり、それが心地よい入眠を手助けしてくれます。
すると上質な睡眠をとることができ、それが活動時のエネルギーに繋がっていくのでパワフルに毎日を過ごすことができます。
どうせ運動をするなら、精神衛生もよくなるような朝のウォーキングがオススメということです。
まとめ
グラノーラは栄養価が高く、健康的な食生活に役立つ食品ですが、過剰摂取や高カロリーの製品を選ぶと、体重増加の原因になる可能性があります。
無添加のグラノーラを適量で楽しむことと、バランスの良い食事や運動を組み合わせることで、健康的にグラノーラを取り入れることができます。正しい方法でグラノーラを楽しみながら、健康的な体重を維持しましょう。