つわり中でもできるだけ美味しく楽しめるおやつ:妊婦さんに優しいおやつ選び

つわりの時期は、においや味の感じ方が変わり、これまで好きだったものが急に食べにくくなることがあります。
そんな時は、三食だけで必要な量を取ろうと無理をせず、食べやすいおやつを少量ずつ取り入れるのも一つの方法です。口当たりや温度を変えながら、その日に受け入れやすいものを探してみましょう。

おやつは「食べられるものを、食べられる時に、少量ずつ」
食べやすさには個人差があります。一度にたくさん食べず、水分も少しずつ回数を分けて取りましょう。
1. つわり中のおやつ選びのポイント
においが穏やかなもの
温かい料理のにおいがつらい場合は、冷ましたものや冷たいものを試してみましょう。個包装のクラッカーや果物など、準備中のにおいが少ないものも便利です。
少量で食べやすいもの
一度にたくさん食べるより、小さく分けてこまめに食べるほうが楽なことがあります。枕元やバッグに、常温保存できる軽食を用意しておくのもよいでしょう。
水分も一緒に考える
口の中が乾くおやつには、水やお茶などを合わせます。一度に飲むのがつらい時は、氷をなめたり、小さなコップで少しずつ飲んだりする方法もあります。
2. 食べやすいおやつ5選
1. 冷たい果物やフルーツシャーベット
冷やしたりんご、みかん、キウイなどは、温かいもののにおいが苦手な時にも試しやすいおやつです。果汁を凍らせたシャーベットも、少量ずつ口にできます。
市販品は糖分の量を確認し、果物は食べる前に流水でよく洗いましょう。

2. クラッカーとクリームチーズ
プレーンなクラッカーは、少量ずつ食べやすく、外出時にも持ち歩きやすい食品です。クリームチーズを添える場合は、加熱殺菌済みの乳から作られた製品を選び、表示どおりに冷蔵保存してください。
塩分が気になる場合は、無塩または減塩タイプを選びます。
3. プレーンヨーグルトと果物
ヨーグルトは、たんぱく質やカルシウムを補いやすいおやつです。りんごやベリーなど、その日に食べやすい果物を少量合わせます。
甘さが欲しい時は果物を増やすほか、少量のはちみつを加える方法もあります。妊婦本人がはちみつを食べることはできますが、1歳未満の乳児には、はちみつやはちみつ入り食品を与えないでください。

4. 冷やしたぶどう
ぶどうは一粒ずつ食べられ、量を調整しやすい果物です。よく洗って冷蔵庫で冷やし、大きいものは半分に切って、慌てずゆっくり食べましょう。
凍らせる場合は硬いまま丸のみせず、少し解凍してから食べると安心です。
5. 小さなおにぎり
甘いものが食べにくい時は、小さなおにぎりもおやつになります。梅、昆布、かつお節など、においや塩分が気にならない具を少量使い、一口サイズにすると食べやすくなります。
作ったおにぎりは長時間室温に置かず、清潔な手やラップを使って調理し、早めに食べましょう。

3. 食べる時に気をつけたいこと
- 食べられる量から始め、食べ過ぎを無理に心配しすぎない
- 甘いものだけ、塩辛いものだけに偏らないよう、体調のよい時に調整する
- 生ものや加熱不十分な卵・肉・魚を避ける
- 要冷蔵品は表示どおりに保存し、開封後は早めに食べる
- サプリメントやハーブ製品は、医師や薬剤師へ確認してから使う
一日の中で食べられる時間帯があるなら、その時に主食、たんぱく質、野菜や果物を少しずつ組み合わせれば大丈夫です。
水分が取れない時は早めに産婦人科へ
何度も吐く、水分を保てない、尿が極端に少ない、強いふらつきや体重減少がある場合は、妊娠悪阻や脱水の可能性があります。我慢せず医療機関へ連絡してください。
まとめ
つわり中のおやつは、冷たい果物、クラッカー、ヨーグルト、小さなおにぎりなど、においが穏やかで量を調整しやすいものがおすすめです。
無理に栄養を完璧に整えようとせず、食べられる時に少量ずつ。妊娠期の食事全体については、厚生労働省「妊産婦のための食事バランスガイド」と妊娠中・育児中の食事に関する情報も参考になります。
この記事は一般的な情報です。症状が強い場合や不安がある場合は、主治医や助産師へご相談ください。





