シリアルとグラノーラの違いって何?のギモンについて解説!

シリアルは、とうもろこし・小麦・米・オーツ麦などの穀物を薄片状やパフ状に加工した食品の総称で、グラノーラもその仲間のひとつとして扱われることが多い食品です。グラノーラは、オーツ麦などの穀物にナッツやシード類を混ぜ、蜂蜜やシロップ、油と合わせてオーブンで焼き固めたもので、ザクザクしたかたまり(クラスター)と香ばしさが特徴です。
「どちらが健康的?」と聞かれることもありますが、同じジャンルでも商品によって原材料や糖質・脂質の量が大きく違うため、一概には言い切れません。どちらが良い・悪いではなく、原料や作り方の違いを知り、表示を見比べて、好みや食べる場面で選ぶのがおすすめです。
シリアルとはどんな食品?

シリアルは、穀物を粉にしたり押しつぶしたりして加工し、乾燥させた食品です。代表的なものに、とうもろこしを原料にしたコーンフレーク、米や小麦をふくらませたパフ、オーツ麦を押しつぶしたオートミールなどがあります。
商品によっては、砂糖などで甘みをつけたものや、ビタミン・ミネラルを加えたものもあります。どんな原料が使われているかは、パッケージの原材料名や栄養成分表示で確認できます。
牛乳やヨーグルトをかけて食べるのが一般的で、軽い食感のものが多いのも特徴です。
グラノーラとはどんな食品?

グラノーラは、オーツ麦などの穀物にナッツ、シード類を混ぜ、蜂蜜やシロップ、油をからめてオーブンで焼いたものです。焼き上げたあとにドライフルーツを加えることも多く、ひと口の中にいろいろな食材の風味と食感があります。
そのままスナックのように食べたり、牛乳やヨーグルトにトッピングしたりと、食べ方の幅が広いのも魅力です。
シリアルとグラノーラの違いは?4つのポイント

| 比べるポイント | シリアル(コーンフレークなど) | グラノーラ |
|---|---|---|
| 主な原料 | とうもろこし・小麦・米などの穀物 | オーツ麦などの穀物+ナッツ・シード類・ドライフルーツ |
| 作り方 | 穀物を薄片状やパフ状に加工して乾燥 | 穀物や具材に蜂蜜・シロップ・油をからめて焼く |
| 食感 | 軽くサクサク | ザクザクとかたまりがあり、香ばしい |
| よくある食べ方 | 牛乳をかけて | ヨーグルトにのせて、またはそのまま |
原料の違い
シリアルは穀物が中心です。グラノーラは穀物に加えてナッツやシード類、ドライフルーツなどが入るため、1つの商品に含まれる食材の種類が多くなります。
作り方の違い
シリアルは穀物そのものを薄くのばしたり、ふくらませたりして作ります。グラノーラは、具材に甘みと油をからめて焼くことで、かたまりと香ばしさが生まれます。
食感と味の違い
シリアルは軽い食感で、牛乳をかけると少しずつやわらかくなります。グラノーラはナッツや焼いたオーツ麦の香ばしさがあり、噛みごたえを楽しめます。甘さは商品ごとに異なり、蜂蜜やシロップなどで調整されています。
栄養の見方の違い
文部科学省の食品成分データベース(日本食品標準成分表)では、100gあたりの値が次のように示されています。
- オートミール:エネルギー350kcal、食物繊維総量9.4g
- コーンフレーク:エネルギー380kcal、食物繊維総量2.4g
グラノーラはこれにナッツや油、甘みが加わるため、商品によって脂質やエネルギーが変わります。気になる方は、パッケージの栄養成分表示と、1食あたりの目安量をあわせて確認してみてください。
シリアルとグラノーラ、それぞれのいいところは?

シリアルのいいところ
- 牛乳をかけるだけで食べられて、忙しい朝や時間のないときに便利です。
- 種類がとても多く、甘さ控えめのもの、食物繊維やビタミンを加えたものなど、好みや目的に合わせて選べます。
砂糖やチョコレートでコーティングした甘いタイプもあります。甘さや量が気になる方は、栄養成分表示で炭水化物やエネルギーの量を確かめておきましょう。
グラノーラのいいところ

- オーツ麦やナッツ、ドライフルーツなど、素材そのものの食感と風味を楽しめます。
- 噛みごたえがあるので、朝からゆっくり味わいやすいのも魅力です。
ただし、蜂蜜や砂糖、油脂を絡めて焼くのが一般的なので、商品によっては脂質やエネルギーが多めです。香料などを使っている商品もあります。
どちらが健康的?表示のどこを見て選べばいい?
ジャンルよりも、商品ごとの中身の差が大きいので、パッケージ裏の表示を見比べるのがいちばん確かです。
原材料表示は「最初のほう」を見る
食品表示基準では、原材料名は重量の割合が高いものから順に書くことになっています。最初のほうに並んでいるものが、その商品の主な原料です。添加物は、原材料と分けて表示されます。
国内で使える食品添加物は、食品安全委員会の評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って使用が認められています。成分の規格や使用の基準も定められています。添加物の有無だけで良し悪しを決めずに、原料の構成や量、好みで選ぶのがおすすめです。
栄養成分表示は「何gあたりか」を確認
栄養成分表示には、エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量が書かれています。「100gあたり」の商品もあれば「1食あたり」の商品もあるので、比べるときは基準の量をそろえましょう。
1回に食べる量を一度量ってみる
ボウルに目分量で入れると、表示の1食分より多くなりがちです。一度だけでもキッチンスケールで量ってみると、自分の適量がつかみやすくなります。
朝食に取り入れるときのコツは?
農林水産省の「食事バランスガイド」は、1日に「何を」「どれだけ」食べればよいかの目安をイラストで示しています。シリアルやグラノーラだけで済ませるより、牛乳やヨーグルト、果物などと組み合わせると、朝ごはんのバランスを考えやすくなります。
持病があって食事の指導を受けている方は、医師や管理栄養士の指示を優先してください。
2960グラノーラはどんなグラノーラ?

2960グラノーラ「禄(roku)」は、有機オートミールをベースに、有機アーモンド、有機くるみ、有機マカダミアナッツ、有機カシューナッツ、有機かぼちゃの種、有機クランベリー、有機クコの実、京都産有機玄米などを合わせて焼き上げています。甘みは主にヨーロッパ産の蜂蜜によるもので、玄米ポンには北海道産てんさい糖を使っています。酸化防止剤として、ローズマリー抽出物とビタミンEを使用しています。
1食約30gあたりの栄養成分は、エネルギー132.5kcal、たんぱく質2.9g、脂質7.6g、炭水化物14.3g、食塩相当量0.0gです。ナッツが多い分、脂質が多めで、少量でも満足感のある食べごたえです。ヨーグルトや果物と合わせて、量を決めて楽しんでください。
まとめ
- シリアルは穀物を加工した食品の総称で、グラノーラもその仲間として扱われることが多い
- シリアルは穀物中心で軽い食感、グラノーラはナッツやシード類が入り香ばしくザクザクした食感
- どちらか一方が健康的とは言い切れず、差が大きいのはジャンルよりも商品ごとの中身
- 選ぶときは、原材料表示の最初のほうと、栄養成分表示の基準量(100gあたりか1食あたりか)を確認する
- 牛乳やヨーグルト、果物と組み合わせて、朝ごはんのバランスを整える
軽い食感で手早く食べたい朝はシリアル、香ばしさや噛みごたえを楽しみたい日はグラノーラ、というように使い分けるのもひとつの方法です。
子どもの頃に牛乳をかけて食べたシリアルの甘さも、焼きたてのグラノーラの香ばしさも、それぞれに良さがあります。ご自身やご家族の好み、ライフスタイルに合った一品をぜひ見つけてみてくださいね。
参考
- 文部科学省「食品成分データベース:オートミール」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=1_01004_7
- 文部科学省「食品成分データベース:コーンフレーク」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=1_01137_7
- 消費者庁「食品表示法等(法令及び一元化情報)」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/
- 消費者庁「食品表示基準Q&A 第2章 加工食品」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/assets/food_labeling_cms201_261001_12.pdf
- 厚生労働省「食品添加物」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/index.html
- 農林水産省「食事バランスガイド」 https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/





