グラノーラの美味しい歴史を紐解く~発祥から現在まで~

グラノーラの美味しい歴史を紐解く~発祥から現在まで~

グラノーラの始まりは、1863年にアメリカ・ニューヨーク州ダンズビルで、ジェームズ・ケイレブ・ジャクソン博士が考案した全粒粉のシリアル「グラニューラ(Granula)」だとされています。

その後、ジョン・ハーヴェイ・ケロッグ博士が似たシリアルを「グラノーラ(Granola)」と名付け、1960年代にはオーツ麦やナッツ、フルーツを使った今に近い形で再び広まりました。

この記事では、毎朝の一杯にちょっと物語を添えるつもりで、グラノーラの発祥から現在までをやさしく紐解いていきます。

グラノーラの歴史を年表で見ると?

まずは大きな流れを年表で確認してみましょう。

年出来事
1858年ジャクソン博士がダンズビルの療養施設を引き継ぐ(のちの「Our Home on the Hillside」)
1863年ジャクソン博士がシリアル「グラニューラ」を考案
1876〜77年ケロッグ博士が療養施設の責任者となり、「バトルクリーク・サナトリウム」と改称
1881年ケロッグ博士の施設のシリアル名が「グラノーラ」に変わる
1894年バトルクリーク・サナトリウムでコーンフレークが生まれる
1906年W・K・ケロッグがコーンフレークを販売する会社を設立
1960年代フルーツやナッツを加えたグラノーラが復活し、ヒッピー文化とともに人気に

グラノーラを最初に作ったのは誰?

ジャクソン博士の「グラニューラ」

ジェームズ・ケイレブ・ジャクソン博士(1811〜1895年)は、食事や生活習慣の改善を説いたアメリカの健康改革者です。

ニューヨーク州ダンズビルで療養施設を営み、1863年に「グラニューラ」というシリアルを考案しました。主な材料はグラハム粉(全粒小麦粉)で、今のようにナッツやドライフルーツが入ったものではありませんでした。

セブンスデー・アドベンチスト教会との関係は?

ジャクソン博士は教会の創設者ではありません。ただ、博士の考え方は、教会の創設者のひとりであるエレン・G・ホワイトの健康改革に影響を与えたとされています。

また、のちに「グラノーラ」の名を付けるケロッグ博士は、幼い頃からこの教会で育ち、ミシガン州バトルクリークの療養施設を長く率いました。

「グラノーラ」という名前はどう生まれた?

ケロッグ博士の療養施設でも、穀物を使ったシリアルが作られていました。最初は同じ「グラニューラ」という名前で売られていましたが、ジャクソン博士から訴訟の可能性を示されたため、1881年に「グラノーラ」へ改名したと伝えられています。

私たちが毎日のように口にしている「グラノーラ」という名前は、こうした経緯から生まれたのですね。

20世紀、シリアルはどう広がった?

1894年には、バトルクリーク・サナトリウムで患者向けの食事としてコーンフレークが生まれました。1906年にはW・K・ケロッグが一般向けに販売する会社を立ち上げ、シリアルは朝食として広く知られるようになっていきます。

今のグラノーラの形になったのはいつ?

グラノーラという食べ物と名前は、1960年代に再び注目されました。この頃にフルーツやナッツが加えられ、ヒッピー文化の広がりとともに人気になったとされています。

1964年には、レイトン・ジェントリーという人物が、オーツ麦をベースにしたグラノーラのレシピを自然食品の会社に売ったという記録も残っています。

グラノーラを食べるミドル女性

グラノーラとミューズリーの違いは?

よく似た食べ物にミューズリーがあります。大きな違いは次のとおりです。

  • グラノーラ:オーツ麦などの穀物に甘みを加え、オーブンで焼いて仕上げることが多い
  • ミューズリー:伝統的には甘みを加えず、焼かずに食べる

ザクザクとした食感や香ばしさは、焼いて仕上げるグラノーラならではの魅力です。

今のグラノーラはどう選べばいい?

現在のグラノーラは、オーツ麦をベースにした定番のものから、グルテンフリー、オーガニック素材、プロテイン入りなど、本当にさまざまです。朝食だけでなく、おやつやヨーグルトのトッピングとしても楽しまれています。

選ぶときは、パッケージの「原材料名」と「栄養成分表示」を見てみるのがおすすめです。

  • 甘みに何を使っているか
  • ナッツやフルーツの種類
  • 1食あたりの量とエネルギー(kcal)

ちなみに、2960グラノーラ「禄」は、有機オートミールや有機ナッツ、京都産有機玄米などを使い、甘みは主に蜂蜜で付けています。エネルギーは1食約30gあたり132.5kcalです。好みや食べるシーンに合わせて、自分にぴったりの一品を見つけてみてくださいね。

まとめ

  • グラノーラの原点は、1863年にジャクソン博士が考案した全粒粉のシリアル「グラニューラ」
  • ケロッグ博士の施設のシリアルが1881年に「グラノーラ」と改名され、名前が定着
  • 1960年代にフルーツやナッツを加えた形で復活し、今に近いグラノーラに
  • 現在は種類がとても多いので、原材料名と栄養成分表示を見比べて選ぶのがおすすめ

歴史を知ると、いつものグラノーラがちょっと特別に感じられるかもしれません。正しい知識を味方に、毎日の食事選びを楽しんでいきましょうね(^^)


参考

カテゴリー「グラノーラの歴史」の記事一覧

2960グラノーラ

管理栄養士が配合を監修したグラノーラです。原材料・栄養成分は商品ページでご確認いただけます。

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