子どもの発育とオートミール|栄養成分データで見る取り入れ方

子どもの発育とオートミール|栄養成分データで見る取り入れ方

オートミールは、たんぱく質や食物繊維、鉄・マグネシウム・亜鉛などを含む穀物で、子どもの主食の選択肢のひとつになります。

ただし、ひとつの食品だけで発育が良くなるわけではありません。成長を支えるのは、主食・主菜・副菜をそろえた毎日の食事と、睡眠や体を動かす習慣の積み重ねです。

この記事では、文部科学省の食品成分データをもとにオートミールの栄養を整理し、ご家庭での取り入れ方と注意点をまとめます。

オートミールにはどんな栄養が含まれている?

オートミールは、オーツ麦(えん麦)を食べやすく加工した穀物です。「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」に掲載されている値は次のとおりです。

成分100gあたり30gあたり(目安)
エネルギー350kcal約105kcal
たんぱく質13.7g約4.1g
脂質5.7g約1.7g
炭水化物69.1g約20.7g
食物繊維総量9.4g約2.8g
鉄3.9mg約1.2mg
マグネシウム100mg約30mg
亜鉛2.1mg約0.6mg
ビタミンB10.20mg約0.06mg

※30gあたりの値は100gあたりの値から計算した目安です。

ごはんやパンと同じ「主食」のグループに入る食品で、穀物の中では食物繊維やミネラルを含むのが特徴です。朝ごはんの主食をときどきオートミールにする、といった取り入れ方がしやすいでしょう。

「研究で発育に良い」と言われるのは本当?

子どもの身長や体重、学校での集中力などには、食事全体の内容、睡眠、運動、家庭環境など多くの要因が関わります。そのため、「オートミールを食べている子は背が伸びる」「成績が上がる」といった、特定の食品だけの効果としては言い切れません。

以前この記事では研究結果を紹介していましたが、出典を確認できなかったため掲載を取りやめました。お子さまの食事を考えるときは、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」や、農林水産省の「食事バランスガイド」のような公的な情報を目安にするのがおすすめです。

子どもの食事にどう取り入れる?

主食のひとつとして、組み合わせを意識する

オートミールだけで必要な栄養がそろうわけではありません。次のように、ほかの食品と組み合わせるのが基本です。

  • 主食:オートミール、ごはん、パンなどを日替わりで
  • 主菜:卵、魚、肉、大豆製品でたんぱく質を
  • 副菜:野菜やきのこ、海藻を一品
  • 牛乳・乳製品、果物:牛乳やヨーグルト、季節の果物を添えて

食べやすい形にする

牛乳で煮てやわらかくする、ヨーグルトに混ぜる、スープに入れるなど、お子さまの年齢や好みに合わせて調理すると取り入れやすくなります。

与えるときに気をつけたいことは?

小麦などの混入とアレルギー

オーツ麦は小麦とは別の穀物ですが、栽培や製造の過程で小麦などが混ざる場合があります。食物アレルギーがあるお子さまや、医師から食事の指示を受けている場合は、製品の原材料表示を確認し、かかりつけの医師に相談してください。

蜂蜜・ナッツ入りのグラノーラは年齢に注意

オートミールを使ったグラノーラには、蜂蜜やナッツが入っているものがあります。

  • 1歳未満:蜂蜜は乳児ボツリヌス症の原因になることがあり、加熱しても菌は死なないため、蜂蜜を含む食品は与えないよう厚生労働省が呼びかけています。
  • 5歳以下:硬くてかみ砕く必要のある豆やナッツ類は、窒息や誤えんのおそれがあるため食べさせないよう、消費者庁が注意を呼びかけています。

2960グラノーラも、甘みは主に蜂蜜で、アーモンド・くるみ・マカダミアナッツ・カシューナッツなどのナッツ類を使っています。小さなお子さまには与えず、大人やナッツを安全に食べられる年齢のお子さまがお召し上がりください。くるみとカシューナッツはアレルギー表示が義務づけられた「特定原材料」、アーモンドとマカダミアナッツは表示が推奨される「特定原材料に準ずるもの」です。

まとめ

  • オートミールは、たんぱく質・食物繊維・鉄・マグネシウム・亜鉛などを含む主食のひとつです。
  • ひとつの食品で発育が良くなるわけではなく、主食・主菜・副菜をそろえた食事と生活習慣が大切です。
  • アレルギーが心配なときは表示を確認し、医師に相談しましょう。
  • 蜂蜜を含む食品は1歳未満に、硬いナッツ類は5歳以下に与えないようにしましょう。

毎日の食卓に無理なく取り入れながら、家族みんなで食事の時間を楽しんでくださいね。

参考

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2960グラノーラ

管理栄養士が配合を監修したグラノーラです。原材料・栄養成分は商品ページでご確認いただけます。

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